ROS演習7-2019:地図作成・自己位置推定(SLAM, AMCL)
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している2019年度後学期開講の講義ロボットプログラミングⅡ用です。今回は地図作成(SLAM)と自己位置推定(AMCL)のパッケージを使いロボットにナビゲーションをさせましょう! 本記事を以下の記事を参考にしています。 10 SLAM 11 Navigation 1. 地図生成 (1) 端末を3つ開き以下のコマンドを実行する。...
View ArticleROS演習8-2019:ナビゲーションとアクションプログラム
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している2019年後学期開講の講義ロボットプログラミングⅡ用です。ROS演習で7はrvizを使いGUIでロボットを動かしましたが、今回はROSのActionLibを使ったアクションプログラムを学びます。以下のチュートリアルも参考にしてください。 SendingSimpleGoals ソース // 本プログラムは //...
View ArticleROS演習9-2019: ロボットビジョン (OpenCVとの連携)
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している2019年度後学期講義ロボットプログラミングⅡ用です。今回はcv_bridgeを使います。ROSでOpenCVを使いgazeboシミュレータのRGB-Dセンサから取得した画像から赤色の抽出とエッジ抽出を行います。 この記事は、以下のROSチュートリアルと「ROSで始めるロボットプログラミング、小倉著」を参考にしています。 Converting...
View ArticleROS演習10-2019:ロボットアーム
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している講義ロボットプログラミングⅡ用です。今週はgazeboを使い2自由度のロボットアームを作り、関節を動かします。2自由度ロボットアームのURDFは参考リンクを参照してください。このサンプルでは参考リンクのrrbot.xacroをベースに作っています。 ソース Turtlebotをテレオペ(遠隔操作)したソースコードをベースに...
View ArticleVcXsrvのインストールと設定
X Window システムのインストール。WSLはグラフィカルなインタフェース(GUI)が使えないので、GUIを使いROSを動かすためにはX Windowシステムを別にインストールしなければならない。調べたらVcXsrvが無償で良さそうなのでインストールしてみる。...
View ArticleWSL2を試す:Gazeboも動くぞ!
WSL (Windows Subsystem for Linux)で授業のROS教材が動かないので、来年には正式にリリースされるLinuxが完全に動くWSL2試してみる。WSLでは動かなった授業のROS教材も問題なく動いた。この記事はそのメモ。なお、現時点(2019-10-25)ではWSL2とVirtualBox、VMwareは共存できないので注意。 Windows...
View ArticleHyper-Vの有効化、無効化
VirtualBox6.0からWSL2と共存できるような記事がありましたが、私の環境ではできませんでした。 そのため、VirtualBoxを使うときには管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドでhyper-vをoffにして、WSL2を使うときはhyper-vをonにしています。なお、BCDEditはブート構成データ (BCD) を管理するためのコマンドです。 hyper-v 無効化...
View ArticleROS演習2-2019:はじめてのROSプログラミング(catkin build)
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している2019年度後学期開講の講義ロボットプログラミングⅡ用です。ROSでHellow Worldと表示するプログラムを作り、ビルドして実行してみましょう。この記事は以下のROS Wikiの記事を参考に、ビルドコマンドとして新しいcatkin buildを使います。catkin_makeコマンドと比較して、パッケージ毎に違う環境(isolated...
View ArticleVirtualBoxからUbuntuが起動しないときの対処方法
VirtualBoxからUbuntuが起動しないときの対処方法 VirtualBoxを起動し、Ubuntuを立ち上げようとすると次のようなエーラが出た場合、詳細をクリックする。 以下のエラーの場合は、windowsの仮想化システムHyper-Vが問題の場合が多い。 スタート→Windowsシステムツール→コントロールパネル→プログラム→プログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化を選ぶ...
View ArticleROS演習6-2019:Turtlebot3をプログラムで動かそう
ROS演習4の知識を使いTurtlebot3をプログラムで動かします。この演習6は演習7を問題を解くためのヒントとなっています。 まず、Robotクラスを作成し、次のメンバ関数を作成します。 指定速度[m/s]で指定時間[s]だけ直進して停止するメンバ関数 void moveForSecond(double linear_vel, double second);...
View ArticleROS演習9-2019:ナビゲーションとアクションプログラム
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している2019年後学期開講の講義ロボットプログラミングⅡ用です。ROS演習8ではrvizを使いGUIでロボットを動かしましたが、今回はROSのActionLibを使ったアクションプログラムを学びます。以下のチュートリアルも参考にしてください。 SendingSimpleGoals ソース // 本プログラムは //...
View ArticleROS: Turtlebot2をKineticで動かす
Turtlebot2をROS Kineticで動かした時のメモ。Turtlebot2はRoboCup@Home Educationリーグでデファクトスタンダードの存在ですが、最近は開発元のYujin Roboticsからはあまりサポートされていないようです。 Turtlebot2関連パッケージのインストール sudo apt install ros-kinetic-turtlebot...
View ArticleROS演習10-2019: ロボットビジョン (OpenCVとの連携)
この記事は私が金沢工業大学ロボティクス学科で担当している2019年度後学期講義ロボットプログラミングⅡ用です。今回はcv_bridgeを使います。ROSでOpenCVを使いgazeboシミュレータのRGB-Dセンサから取得した画像から赤色の抽出とエッジ抽出を行います。 この記事は、以下のROSチュートリアルと「ROSで始めるロボットプログラミング、小倉著」を参考にしています。 Converting...
View ArticleFUTURE CONVENIENCE STORE CONTEST
東京ビッグサイトで開催されるWorld Robot Summit 2019のFuture Convenience Store Contestにロボティクス学科出村研究室Happy Robotチームが出場しています。競技は12/19(木)~21(土)。国際ロボット展と併設されていますので十分楽しめると思います。もし、来られる場合は21(土)がお勧めです。Happy...
View ArticleROS演習7-2019:デッドレコニングを実装しよう!
今回はTurtlebot3にデッドレコニングを実装します。 デッドレコニング説明資料 以下の説明資料をダウンロードして読んでください。これをGazebo上のTurtlebot3に実装していきましょう。 deadReckoning.pdf 講義7週PPT(学内のみダウンロード可能) ROSの座標系...
View ArticleRealSense D435が落ちる
RealSense D435をUbuntu16.04で使用しているが研究室ではごくまれに落ちる程度であったが、競技会場にきて頻繁に落ちてしまいロボットが全然動かないまずい状態になった。ネットで検索したところ、以下の記事が参考になった。結論は出ていないようだが、RealSenseは2A程度流れる。通常のUSBケーブルだと0.9A程度しか流せないので3Aまで流せるものに変えると良いようだ。...
View ArticleROS: Roomba 800 の掃除機能を使いたい
Roomba 800 の掃除機能をROSで使いたいときのメモ。Roomba用のパッケージとしては以下のcreate_autonomyを使っている。 ROS driver for iRobot Create 1 and 2. しかし、掃除機能を実現するブラシを動かすモータをON/OFFできない。研究室のM2学生榎本君がドライバを少し改造したのでその方法を紹介する。...
View ArticleVoyager 18.04:インストールと設定
フランス製のLinuxディストリビューションVoyager16.04LTSはXubuntuベースでデザインが洗練されているので使っている。サポートが2020年4月までなのでVoyager 18.04にアップデートした。 ダウンロード ここからVoyager-18.04.2-amd64.isoをダウンロードする インストールUSBメディアの作成...
View ArticleRazer Blade 15 環境設定メモ (Xubuntu18.04.2, Cuda10.2)
Razer Blade 15 (2018)にxubuntu18.04.2, Cuda10.2をインストールしたときのメモ。発売から約1年半経つが未だに色褪せないカッコ良さ。ただ、少々重い。 環境 Razer Blade 15 (CPU: Intel i7-8750H, Memory:16GB, GPU: Nvidia 1070 Max-Q Design, Memory: 8GB) xubuntu...
View ArticleUbuntu18.04: OpenCV3.4.9 (CUDA10.2)のインストール
Ubuntu18.04にOpenCV3.4.9をGPU搭載のラップトップ用にソースからビルドしインストールしたときのメモ。GPUを使いたいのでソースからビルドした。インストール方法は以下のリンクの手順を参考にした。 Installation in Linux 環境 Laptop Razer Blade 15 (CPU: Intel i7-8750H, Memory:16GB, GPU: Nvidia...
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